ムギツク

Pungtungia herzi Herzenstein 1892

◽️形態

体長15センチほど。

体はやや細長く側扁する。

吻は尖り、口は小さく、1対の口ひげを有する。

背面は褐色で腹面は白色。

吻端から尾鰭基部までを黒色縦帯が走るが、大型個体では不明瞭になる。

◽️分布

朝鮮半島南西部

福井県・滋賀県・三重県以西の本州と四国北東部、九州北部

関東地方の一部に移入

◽️生態

河川中流域の淵や淀み、用水路に生息し、

石の隙間や水生植物の影に身を潜める。

食性は雑食性で石の表面をつついて水生昆虫や藻類を食べる。

魚類では珍しい托卵の習性が知られており、

オヤニラミやドンコ、ギギなどの巣に集団で押しかけ産卵し、親魚に卵を保護させる。

◽️備考

観賞魚として飼育されることがある。

関東地方の一部では人為的に移入され定着している。