アリアケスジシマドジョウ
Cobitis kaibarai Nakajima 2012
絶滅危惧IB類(EN)
◽️形態

体長7センチほどになる。
体は細長く側扁する。
口ひげは3対で第2口髭長は眼径とほぼ同長。
雄の骨質盤は円形。
尾鰭基部の黒点は上が明瞭で下が不明瞭。
体側の斑紋は楕円形の斑紋列だが、繁殖期のオスではL2とL4が消失し、明瞭な縦帯になる。
◽️分布
九州(有明海周辺)固有種
九州北西部の有明海流入河川(福岡県、佐賀県、熊本県、大分県)
◽️生態
河川下流域やそれに付随する農業用水路に生息する。
わずかに流れがあり植生の豊富な砂泥底に多い。
産卵期は5〜7月で浅い湿地に移動して産卵する。
◽️備考
従来スジシマドジョウ小型種九州型やスジシマドジョウ小型種点小型と呼ばれていたものが本種に該当する。
近年の研究ではコガタスジシマドジョウとは遺伝的に異なることが分かっている。
護岸整備や河川改修などにより生息環境は悪化しており、環境省レッドデータブックでは絶滅危惧IB類に選定されている。