アベハゼ

Mugilogobius abei (Jordan & Snyder 1901)

◽️形態

体長4センチほどになる。

体は側扁した円筒形で、頭部は丸く両眼間隔は広い。

雄の第一背鰭の棘条は糸条に伸びる。

体側前方には数本の横帯、後方には2本の縦帯がある。

◽️分布

朝鮮半島、渤海、黄海、東シナ海、台湾

宮城県から種子島の太平洋沿岸、瀬戸内海沿岸、新潟県から熊本県の日本海・東シナ海

壱岐島、対馬、五島列島、上甑島

◽️生態

河川汽水域や運河の軟泥底の穴の中や、石の下などで見られる。

水質汚染に強く、他の魚が生息出来ないほど汚濁が進んだ環境でも生息出来る。

雑食性で、繁殖期は4〜8月

◽️同定

本種は他のアベハゼ属魚類と以下の点で同定出来る。

  • 尾柄部に2本の縦帯がある

◽️備考

イズミハゼとの分布の境界線である種子島や上甑島では本種との中間的な特徴を持つ個体が確認されている。